48日後34巻感想

精肉室マッッッッッッッッッッッッジで嫌すぎるのに明のスナック感覚拷問→精肉機ボタンポチ→機械両断の流れでもう笑いが止まらんかった……………。なんだこの話…いつもの見開き+縦3コマでやってんのがよけいに笑った……。明のかっけえ刀さばきだしときゃ喜ぶとでも?!!!(喜ぶ)この話だけは完全にギャグ漫画になっていると認めざるを得なかった。

また明が妙なペット連れちゃったよ…。無印明の五十嵐ペット化のくだりでケンちゃんに説明する明のくもりなきまなこが好きすぎるので48日後明にまでリード引かせてペット化させるムーブが来てしまうのはちょっとおもしろかった。さらにイイのはなぜか無印明よりも48日後明の方がペット連れてるの似合ってしまっている。へんな性癖に目覚めかねない。

み、雅でてたんか………………

すごい久しぶりに見た。びっくりしました…。これ当時本誌で読んでたらだいぶ衝撃が強かった。やっぱりこの男が出てくると回想ですら動悸がする。

「雅の息子」という言葉は当時たいへんなパワーワードだったと思うんですが、あらためて息子というワードを雅が使ったのはとても感慨深いなと思った。こいつはどうやっても根っこの部分が「独り」の男なので、どれだけ部下を増やしても同族を息子に仕立て上げても、絶対的に孤独であることは一生変わらず、何者も(雅自身ですらも)この男の胸の穴を塞ぐことはできないだろうと感じている。(ただひとり、おそらく明だけが例外としてその孤独の根を刈り取れる人間で、穴を埋められる存在になり得ると思われる)そういう男が息子と呼ぶ生き物をいくらかつくって、玩具にしろ暇つぶしにしろ上下関係を構築しているというところにいろいろカロリーがずっしりくる。パワーワードすぎていまだに慣れない…。

この豹丸の吸収能力については、姉弟の兄を食べた際、最初は「頭脳」に加えて「良心」を吸収したと一瞬勘違いしかけたんですが、これは良心でも誠実さでも合理性でも全然違って、おそらくたぶん吸収されたのは「理想」なのかもしれない。ヒトだったお兄ちゃんの理想を、吸血鬼としての豹丸が理想として実現していると思えば、人間の家畜化や非人道的なシステムが納得できる。(まあ吸血鬼側にとっては斧神の言葉を借りればあちら側が「新人類」にあたるので、そういった見方をすればこれはあちらの倫理では問題のない所業になるのかもしれない)しかし金剛といいアマルガムが一部悪食に特化していっているのはなんなんだ…。

ピラミッドのてっぺんにきちんとおすわりしてる混血種……

技の凄まじさよりもジャンプした時の後ろあんよやお尻の輪郭の方に目がいってしかたない。害悪呼ばわりされ破壊者扱いされてる明にニコニコするのはいつものことです。

戦闘に入ってからは回転切りしてくれたりモブを救ったりけっこう二度見する部分が多かったです。しかし前半の刺激が(おもに白い男)強くて後半がかすんじまったよね……。いや〜〜〜〜びっくりした…。しゃべってる雅見るとお前まだ生きてんだよな…ってなるよ…

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