バニラシック

※注意!
・原作沿いではありません
・というより彼岸島に行かなかった兄弟の話
・腐女子の妄想
・Rー18
・近親相姦感が強い
・授乳ネタ
・キャラ崩壊
・全体的に変態な篤しかいません
・ブラコンこじらせた宮本篤がいます

・明の乳が吸いたい
・明の乳を吸いながら種づけしたい
・という管理人の性癖がこれまた非常に強く出ています

・とにかくいろいろひどい

上記の旨にご了承いただけた心の広いお方はどうぞスクロールお願いします

・この物語はフィクションであり、出てくる病名、症状等はすべて架空のものです

カチッ

カチッ カチッ

カチッ

「……」

カチ

《Q.昨夜突然、小学六年生の息子の乳首から白い液体が出てきました。胸を触ると、軽い痛みを訴えます。ほうっておいても白い液体が垂れてきます。深刻な病気でしょうか。》

《A.乳腺発達症候群【にゅうせんはったつしょうこうぐん】
http://xxxxxxx………

↑おそらくこちらではないかと思われます。
第二次性徴期の男子がかかりやすい病気で、わたしもかかったことがあります。治らないようであれば、病院で診てもらった方がよろしいかと思いますが、自分の場合はひと月ほどで完治しました。》

《Q.白い液体は何ですか?》

《A.母乳です》

 自分ではできないと言って泣きついてきたのは六つ年の離れた俺の弟だ。

 一週間ほど前から乳首の先から白い液体が出てくる。ほうっておいても、一向に止まる気配がない。授業中もカッターシャツの前がビタビタに濡れるほどあふれてきて、恥ずかしくてどうしようもない、誰にも相談ができない。大きめのタオルを胸に巻いて登校していたが、ついに学校の友人ににおいを指摘され(「あまくて変なにおい」とその友人は口にしたらしい)、顔から火が出るほど恥ずかしく、早退して逃げ帰ってきた弟は真昼から自室にひきこもった。そうして夜。大学から帰宅した俺の足音を聞きつけるなり、明は水をかけられた猫のように自室を飛び出し、心細さとおそれと不安でぐちゃぐちゃになった頭で兄の俺目がけて突進した。俺は飛びついてきた弟ごと、危うく階段のてっぺんから落ちるところだった。
 明は俺にしがみついて泣きわめいたが、その言葉の半分も聞き取ることができなかった。

「明、ゆっくり話せ。大丈夫だ。心配するな」

 中学に上がってからは俺を「兄貴」と呼び、徐々に兄離れしていく様子に成長が嬉しい反面、さびしくも感じられていたが、泣きじゃくる明が小学生の頃みたく「兄ちゃん」を連発する姿は(悪いとわかっていても)少し笑ってしまうぐらいに可愛かった。
 ウチの弟はたしかに可愛い。

「ほら、シャツをめくって、見せてみろ」

 この時に明の胸をもう少し違ったやり方で調べていたら、この先の俺たち兄弟のあり方も多少は変わっていたように思える。

「アッ、ぁ、兄貴、兄貴っ…」

 乳首をきつく吸い上げると腰をくねらせて身悶える。その姿があんまりにも性的であるものだから、自然と上下に突き上げる動きが速くなる。普段は自分一人で使っているセミダブルサイズのベッドが激しく揺れ、ますます弟が口から嬌声をあふれさせた。
 声だけで股間が一層熱くなってしまう。

「あんまり、俺をその気に、させるなって…」

 とろとろと母乳を胸の突起からこぼし、兄の性器をねだる弟は、軽く頭痛がするほど淫猥で、思わず目を閉じたくなるほど強い欲情にかられる。
 陰茎を手前に引きかければ、弟の穴のなかがうねり、俺の性器を離すまいとぬるついた肉の壁でまとわりついてくる。たまらずにうめいた。亀頭からつけ根のあたりまで、全部に吸いついてくる。
 開かれた弟の両脚が腰まわりに巻きつき、俺の腰を引き寄せた。性器がふたたび肉へと埋まり、抗い難いほどの肉欲に眉をきつくしかめた。いつのまに、なんてことを覚えているのだろう。

「だって、兄貴の、気持ちいいっ…」

 そのまま、明が小刻みに下半身を揺すった。腰が何度も俺の腰にぶつかった。粘つく音が立ち、明が濡れた声で俺を呼んだ。
 この耐え難いほどの誘惑に、抗うのは難しい。

「…頼むから、これ以上、兄ちゃんをおかしくしないでくれ」

 呟いた。自分の声がかすれていた。
 弟の望みどおりに片方の乳首にしゃぶりつくと、明の両腕が俺の頭をかき抱いた。腰を獣のように振りたくり、乳を吸いながら奥を突けば、弟は胸を突き出して腰を浮かせた。
 ごくっ、と甘くぬるい液体を唾液と一緒に飲み下す。飲み慣れた味が懐かしかった。これを飲むのは久しぶりのことだったが、口にすると、止まらなくなる。
 これは血の繋がった弟との、セックスの味であった。

「兄貴、お願い、吸って、もっと吸って…っ」
「ああ、わかっているさ…!」
「あっ、あっ好き、それっ…すきっ…」

 手のひらでは下から胸を揉みしだき、じゅううっ、と乳首を強く吸う。勢いよく出てくる母乳が口の中を満たし、俺の性器を興奮でさらに硬くする。

「んあぁ」

 弟が勃起した陰茎ごと、浮かせた腰を俺の腰にこすりつけてくるのが、凄まじくいやらしい。ギシギシと軋むベッドの音が、明のあえぎ声と混じりあって、よけいに部屋の空気を淫らなものにしていた。
 弟とのセックスが俺の気を変にする。夢中で腰を振るう俺に、明は突かれるたびにどんどん気持ちがよくなるようで、シーツを乱して体の上の実の兄を誘った。たまらなかった。
 俺はどうしようもないほど、自分の弟に欲情してしまっている。

 あれから、この弟は今年で大学一年生となる。結論から言えば、病気は治らなかった。原因はおそらく俺の方にある。
 いや、言い直すべきだろう。確実に俺が原因だ。
 弟の乳首から垂れ落ちる薄く白い液体を見た途端、なにを思ったか、その当時の俺は、弟の乳首を口に含んでいた。なぜそうしたのかは、今となっても具体的な理由がわからない。ただ衝動的に、「それ」を飲んでみたくなったのだ。
口に含んだ後の記憶は曖昧だが、気がついた時には、実家の二階の廊下で明を押し倒していた。軟体動物のようにやわらかくなった弟が、息荒く、かすかな声で俺を呼んでいた。どうやら、我を忘れて、中学生の弟の乳首をしゃぶり続けたようだった。口の中は甘ったるかった。
 そこから全てがおかしくなった、ような気がする。医者に行くには何もかも遅かった。数日後には、弟は俺の部屋にやって来てパジャマのボタンを開けていたし、その翌日には、俺は弟の乳首を吸いながら興奮に性器を大きくさせていた。変化は速いようで、緩やかであり、明が乳を吸われながら欲情し、俺にそういった意味で助けを求めるのも、俺が弟の股間に顔を埋めるのも、何もかもが一日ごとに状況を悪化させていった。
 それからひと月がたっても、明の病気は治らなかった。どうやら、かなりの量の母乳を吸ってしまったことが、病を悪化させた原因であるらしかった。そんなことは知っても今さら遅すぎた。
 俺は弟の乳を吸いながら、弟の股の間に勃ち上がった性器を挟んでこすることにとてつもない快感と興奮を覚えていた。明は俺に乳首を吸われて、射精するほどまでになっていた。両親に隠れて、弟と交わり、昼も夜も弟のからだを暴いては、性器を突き入れた。弟の穴はとろとろに蕩け、膝の上に乗せ、乳を吸いつつ突き上げると、声を殺してはきゅうきゅうと雄を締めつけた。なにも知らなかった弟が男性器を欲しがってからだを上下に揺らすと、それだけで陰茎がまた大きくなってしまう。

 俺は最低の兄貴であった。弟にとってはひどく大事な時期に、取り返しのつかないことをしてしまったのだった。
 弟は深夜、俺の部屋に入ってくる。
 俺が社会人となってからは、弟にとっての実家の俺の部屋が、俺が一人暮らしをするアパートの一室となった。あれほど、防音に優れた物件を探して正解だと思ったことはない。

 大学受験のための長い禁欲期間が明けて、弟は合格発表の日の夜に真っ先に俺の部屋に来た。わかってはいたが、弟の姿を見ると、我慢することは難しかった。もう痩せっぽちの中学生ではなくなった明は上着を着たまま、玄関で靴も脱がずに衣服をまくり上げ、自分の胸を俺の前にさらけ出した。かわいそうなほどに、乳がパンパンに張っていた。
 その場でむしゃぶりついた俺に、明は乳を吸われただけで、ズボンの中で射精した。ベッドに行くまでが長かった。
 弟に求められたら、俺の理性など全くもって無意味だ。

「兄貴のっ…奥まで、ン…でかくて…ぅあ、あンっ、あんんっ…」
「久しぶりだから、そんなに…締めるな…ッ」
「ああ…! やっ、やぁあ」

 奥を陰茎の先っぽでトントンと突いてやると、全身を震わせて背をのけ反らせる。そのさまがあまりにも可愛くて、先ほどとは反対の乳首を咥え、強く吸った。明がせつなげに鳴いた。母乳がまだまだあふれてくる。
 半ば感心する。

「お前、こんなに、こうで…よくもったな」
「…秘密兵器が、あったから…」
「秘密兵器?」
「ンっ…そう…っん、あっ、あ」
「どんなのだ?」

 濡れそぼった後孔を、硬い性器で深く突いては、ギリギリまで抜く。じゅぽっ、と音がする。また突き入れる。陰茎が溶けてしまいそうな快感に、頭が回らなくなりつつあるが、その快感が心地よい。腰を深くしたまま揺すると、明の穴がたしかに悦ぶ。弟が腰を挟む両脚をきつく締める。
 腰を前へとしつこくこすりつけた。
 弟がビクビクと痙攣する。

「あぁっ…あっ、あっ…だめ、いくっ…」

 射精する弟の顔を見ながら、ゆっくりとなかをこすり上げる。
 弟の声が泣き声の寸前のようになる。

「やめ、兄貴っ…こすんないで…あっ、だめっだめっ…」

 弟の陰茎の先から放たれる精液が、弟の胸のあたりまで飛び散った。気持ちが良すぎるのか、なかをこすられる動きと合わせて、残りの精液がわずかに先端から漏れ出てくる。
 口をあけた明はつま先でシーツを引っ掻く。頬が赤く、唾液が舌と上あごの間で糸を引いた。
 本能的にその唇を奪った。

「お前は…、大学生になるのに、そんなにかわいくてどうすんだ」
「そっ、そんなの、兄貴しか…っ、ぅんっ、ンっ…言わない…」

 弟の唾液の味を味わっていると、この上なく幸福な気持ちになる。

「おかしな野郎に、手を出されないか、心配だ」
「過保護っ…ん、ひぅ…ッ…」

 背中に手を回し、強く母乳を吸い上げる。快楽に潤んだ目で見上げる明の両手が、俺の髪をぐしゃぐしゃにし、俺の頭を胸に押しつける。

「過保護、上等だ」

 昔よりもずっと背が伸び、体格は俺と同じぐらいにまで育ったというのに、俺の弟は、やはりちょっとばかり可愛すぎる。ひいき目だろうと兄馬鹿だろうと構わない。
 どこの馬の骨だかに手を出されないともかぎらない。
 弟のからだに全体重をかけてのしかかり、濡れて赤く腫れた乳首を執拗に吸い、時には軽く噛んだ。噛みながら腰を叩きつけてなかを突き上げた。奥の奥までえぐろうと乱暴にした。
 明は昔から、こうやって乳を吸われるのが好きだった。

「やらっ、ひっ…ひあ、ぁンンッ…!」

 口からは否定が出てくるのに、突き出した胸を俺の口へと押しつけてくる。蕩けた肉で貫く性器を締めつけられる。たまらず、ため息が出た。
 腰の動きを速め、抜き挿しを激しくした。明がますます嬌声をあげた。濡れた音と、肌がぶつかる音と、ベッドの軋みが大きくなった。射精と弟のことしか考えられなくなる。
 弟の腰に五指を食い込ませた。相当深くまで、弟の尻に充血した陰茎がもぐりこんだ。じゅぷじゅぷと体液が結合部で泡立つ。

「んッ、あっ、ァっあっ」

 ごりごりと奥をこすると、からみつく肉の壁に直接的な快感が性器を蕩けさせる。明が体をくねらせた。その体を押さえつける。
 弟のからだを好き勝手に揺さぶり、その奥を本能のままに突きまくる。泣き声をあげて雄を締めつける弟を、捕まえた四本の足で拘束した。
 けだものでいい。兄でも、何でもいい。無我夢中で腰を振る。血の繋がりも、この肉欲には勝てない。勝てるわけがない。

「兄貴ッ…あにき、あにき…っ」

 腰がぶるりと震えた。本能的に、陰茎を奥の奥まで突き刺した。

「ハアアァッ…!」

 深く肺の奥から息を吐き出す。胸が上下に動き、弟のからだの、奥深くを捕まえる。
 それから、勢いよく、明の体内へと熱い種を放った。

「あっ…ぁっ…! にいちゃっ…」

 吐精の快感に、頭が真っ白になる。
 夢中で腰をすりつけ、精液を弟の奥まで注ぎ込んだ。

「ふぁ…ぁああ…」

 腰が勝手に動く。最後の一滴まで、精子を弟のからだに注ぐつもりでいる。

(しるしを、つけておかなければ)

 どこまでいこうが、俺の弟だ。
 どろどろとした精液が、からだの奥いっぱいまで注ぎ込まれる感覚に、弟も震えながら、二度めの射精を迎えた。

(誰かに、持っていかれる前に)

 俺の唾液と自分の精と母乳にまみれる弟は、ベッドの上で、これ以上ないほど男を本気にさせる。


「兄貴は、本当に目が悪いんだな」
「? ああ。どうした?」
「兄馬鹿なんて、今どき流行らないよ。兄貴」

 兄は事情をのみこめていない顔で俺を見る。

 俺をこんなふうにしたのは、あんただけど、俺のことをそんな風に言うのは、あんただけだよ。
 俺の兄は、頭がいいくせに、時にひどく鈍感だ。

2017.6.4

秘密兵器は実家の篤の部屋に残されていた篤の夏用タオルケットという設定があった(忘れた)